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クリプトコッカス髄膜炎

  • 致死性のクリプトコッカス髄膜炎および播種性のクリプトコッカス感染を含むクリプトコッカス感染が、市販後のフィンゴリモド投与患者において報告されています1
  • 欠測データが多いため、投与期間との正確な関連は不明です。症例数が少ないため、推定発現率の精度は高くありません
CM japanese Fingo1143
**総曝露には、市販後および臨床試験における曝露の両方が含まれます

CM患者74症例の詳細

  • 平均(範囲)年齢は48歳(21~69)^
  • 平均(範囲)発症までの時間は49ヵ月(12~108)でした#
^74例中64例で報告有、#74例中49例で報告有 

CMについて

CMについて

  • クリプトコッカス症は、カプセル化酵母であるCryptococcus neoformansまたはC. gattii2で汚染された土壌を吸入することで感染する肺または播種性感染症です
  • 吸入されたクリプトコッカスは,しばしば脳および髄膜に播種して,典型的には顕微鏡的な多病巣性脳内病変として出現します2
  • CMの徴候と症状は脳浮腫に起因し、頭痛、霧視、錯乱、抑うつ、興奮、その他の行動変化などの非特異的な症状を含みます。眼および顔面神経麻痺を除き、局所徴候は比較的後期になるまで現れにくい傾向にあります2
  • CMの診断は、免疫力の保持された患者では軽度の感染症状によって、免疫不全にある患者では重度かつ進行性の感染症状によって示唆されます。特に細胞性免疫が低下している患者において、原因不明の進行性脳機能障害が認められます2
    • 多くの場合、最初の診断検査として、胸部レントゲン検査、採尿、および腰椎穿刺が実施されます
    • CMでは、通常髄液タンパクの上昇および単核球増多が認められます
    • CSFまたは血液中のクリプトコックス莢膜抗原に対するラテックス検査は、髄膜炎を呈する患者の > 90%が陽性となり、特異度も高いとされます
  • CM管理に関する一般的な推奨事項
    • アムホテリシンB、フルシトシン、フルコナゾールは、クリプトコッカス感染症患者の生存率を改善する抗真菌薬です2
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略語
CI:信頼区間、CM:クリプトコッカス髄膜炎、MS:多発性硬化症
参考文献
1. Data on File, PSUR 13, cutoff date 28-Feb-2020, Novartis Pharma AG.
2. Centers for Disease Control and Prevention. CDC. Cryptococcal meningitis. Accessed February 15, 2021. https://www.cdc.gov/fungal/cdc-and-fungal/cryptococcal-meningitis.html
* 適応症の表現は、国によって異なります。本ウェブサイトは、グローバルにおいて収集された安全性情報をソースとしています。各国におけるフィンゴリモドの適正使用情報については、各国の規制当局によって承認された現地の添付文書や製品情報概要等をご参照ください。